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東京都練馬区の大泉学園にある気の泉整体です。「ヨロイを脱いでスッキリしよう!」

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コラム 2012年分HEADLINE

「生きている」とは「生かされている」ということ

生命のイメージ
「気」という目に見えないものを扱っていると、目には見えない世界のことが不思議ではなくなります。

「この世の現象を説明しているそのほとんどは仮説に過ぎない」という考え方があります。

確かにそれまで真実だと思われていたことが覆り、新説が証明されたなどということはよくあることです。

覆る可能性を考えると、この世のほとんどのことは仮説であると言えるのかもしれません。

「一体、確かなことなどあるのだろうか、真理が知りたい」と思うことがよくありました。

ない頭であれこれ考えてみますと、「今、私は生きている」ということだけは確かなことなんじゃないかと思う訳です。

いや、そう思いたいだけなのかもしれません。

今、私が生きているということは、私は生かされて今に至っているということです。

連綿と続く命のつながりの末に今の自分がある。

空気を吸って息をし、他の生命を食して命をつなぎ、親に守られて育ち、人に励まされて生きる勇気をもらい、他者とのかかわりの中で助け合って生きている。

自分は一人で生きているのではなく、自分以外の存在に生かされているのだと。

そう考えると、生かされているということに感謝しなければと自然に思えてくるのです。

そこにあることが当たり前だと思えるものほど、それに対する感謝の念を忘れてしまいがちになります。

私たちは「気」にも生かされています。


気を扱うということは、気に対して真摯な姿勢で向き合うことを求められている
のだと思います。

そして私は、「気に対する感謝の念を忘れてはならない」と自分に言い聞かせるのです。

(2012年1月31日)

「不安」とは自分が作り出した幻!?

幻のイメージ
不安という感情はとてもやっかいなものですよね。

最近の報道によると、若者の8割以上が収入や年金に対する不安を抱いているということです。

不景気が長く続いたり、大きな地震が近いうちに起こるなどと聞けば、将来的な不安を感じても無理のないことでしょう。

私も不安で胸が押し潰されそうになったことが何度もありますが、今では
不安を感じそうになった時にいつも思い出すようにしている言葉があります。

それは、以前、NHKの
大河ドラマ「天地人」の中で流れたあるシーンでのセリフなのですが、次のようなものです。

主人公・直江兼続の主君である上杉景勝は、天下統一を目前とした秀吉に上洛することを求められていました。

しかし、上洛することは秀吉の天下取りを認めてしまうことになるため、決断できずに迷っていました。

景勝は、いずれ上杉謙信の後を継ぎ、上杉家を束ねていかねばならないという重圧を不安に感じ続けてきた幼少期の自分と今の自分とを重ね合わせ、兼続に不安な気持ちを吐露するのでした。

そのことを知った兼続や景勝の幼少時の指導者である北高全祝という住職は、景勝に対してこのように言いました。

「不安とは己の心が勝手に作る幻でござる。達磨大師の教えをお忘れになったか」と。

あまりに痺れるセリフだったので、思わず書きとめてしまいました。

確かに、不安で頭がいっぱいになっている時って、自分で勝手に不安感を増大させているんですよね。

まだ実際に起きてもいないことに対して、ネガティブな思いをどんどん積み重ねていってその幻に苦しめられている。

つまり、今を生きていないということになります。

このことは憎しみや妬みといった感情にも同じようなことが言えるかもしれませんね。

もちろん不安という感情は、危険を回避するためには必要な本能だと言えるでしょうし、将来起きそうなことをシミュレーションして何が起きても対応できるように備えておくことは、意味のあることでしょう。

それでも出来ることなら、
豊かな想像力は悪しき幻を膨らませることにではなく、希望ある未来を描くことにこそ使いたいものです。

自分の思い癖を修正していく日々の訓練が大切ですね。

それから、
体が楽になるだけでも、気分が明るくなったり、考え方が前向きになったりするものです、ということを最後に付け加えておきます。

(2012年5月15日)

「胸張り体操」で肩こり予防!

肩こりがスッキリのイメージ
今回は肩こりや首のこりに効果的な体操をご紹介したいのですが、本題に入る前に少し昔話をしたいと思います。

私は中学の頃から首や肩が凝っていて、
教室のカーテンに隠れて首筋にエアーサロンパスを噴きかけているような少年でした。

バスケットボール部に所属していて運動は毎日のようにしていましたが、勉強もそこそこ頑張っていたので、恐らく机に向かう姿勢はあまり良くなかったのではないかと思います。

また両親が共にひどい肩こりでしたから、遺伝的な体質もあるのかもしれません。

母親の叔母が鍼灸師をしていましたので、高校時代は試験前になると必ず鍼を打ってもらうような有り様でした。

そんな私が大学1年時に、数ある保健体育の講義の中から、絶対にこれっ!と「姿勢と健康」を選択したのは当然の成り行きでした。

その講義を担当されていたのが、
カイロプラクターの甲木寿人先生で、姿勢というものがいかに健康を維持していくために大切なことであるかを教えてくださいました。

その時に教室で教わったのが、今回ご紹介する
「胸張り体操」です。

それでは、以下に体操の手順とポイントを、多少私なりの解釈を交えつつ解説していきましょう。

@ 立ったままでも出来る体操ですが、最初は座った状態で練習した方がやりやすいでしょう。

なるべく、背筋は伸ばして座りましょう。

A 肘を90度に曲げた両腕を、胸の前(肩の高さ)で重ねます。

手の平は下を向いています。

重ねた腕はどちらが上でも構いません。

これがスタート時のポーズです。

B 鼻で息を吸いながら、両肘をなるべく水平のまま後ろに引きます。

胸を大きく開き、背中側では両方の肩甲骨を互いに寄せ合う感じにします。

腕には必要以上に力を入れないようにしましょう。

また、急に息は吸い込めないという方は、最初に息を少し吐いておくと楽に吸えるでしょう。

C 息を吸い切ったら、今度は口で息を吐きながら、首を後ろへ倒していきます。

慣れてきたら、この時に首の付け根の辺りを少し力ませるような感じにすると効果的です。

但し、力み過ぎに気を付けてください。

息を吐き切ったら、首と腕を最初のポーズに戻します。

※以上の動作手順を一回分とし、何度か繰り返し行います。

沢山やればやっただけの効果はありますが、
最初から無理をするのは禁物です。

ご自分のペースに合わせて徐々に回数を増やしていくといいでしょう。

一度に数多くやるよりは、
少しずつでも毎日続けていくことの方が大切です。

※呼吸の順序を間違えないようにしましょう。

逆にやってしまうと動作が苦しくなります。

※この体操をしたからといって、即座に肩こりが解消するというわけではありませんが、重い頭や腕を支え、疲労が溜まっている筋肉をしっかり運動させることになりますので、血流が改善されてジワジワと効果が出てくるはずです。

諦めないで何度か続けてみましょう。

※最初のうちは10回もやれば、肩がパンパンに張ったような感じになるかもしれませんが、一時的なものですし、慣れてくればそのようなこともなくなってきます。

回数を調整しながら実践してみてください。

※以上の説明ではいまいち分かりづらいという方は、ご来店時に直接お尋ねください。

こういう体操の類は、
普段からやっているのとやっていないのとでは大きな違いが生じてきます。

「胸張り体操」は首や肩が凝ってしまった時の対処法としても有効ですが、予防法として活用していただくと辛い思いをしなくて済むでしょう。

上達して一回ごとの呼吸が長くなれば、呼吸法としても利用できます。


それにしても、大学時代に教わった体操をお伝えする仕事に就いていようなどとは、当時は思ってもみないことでした。

肩こり予防の体操などいくつも紹介されていますが、結局のところ、20年以上も前に教わったこの体操を今でもお薦めしているわけですから、とても完成度の高い体操なのだと言えるでしょう。

なお、現在の「姿勢と健康」の講義では、甲木先生の後任として、碓田拓磨先生という方が、「キャットレッチ」という「胸張り体操」と同じような効果がある体操を指導されているとのことですが、私は、首を後ろに倒した時に肩に力を込めやすいという点で、「胸張り体操」の方を好んで実践しています。


(2012年10月17日)



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