第17話「イーマ・サウンドをビンビン感じるには?」
イーマ・サウンドセラピーは、音と光の波動を利用して、エネルギーの循環を調律していく音響セラピーです。
まだ体験されたことのない方は、この怪しげなセラピーでどんなことが起こるのだろうと想像を膨らませているかもしれません。
「イーマ・サウンドセラピー 怪しい」という検索で、当店のホームページを訪れる方も多いようですので、代替療法を否定したい人間心理が伺えて面白いです。
さて今回は、気になる方も多いであろうイーマ・サウンドセラピーの体感についてお話ししてみようと思います。
最大の関心事は、セラピーを受けた後にどう変化したり、どんな効果があったりするのかということだと思いますが、受けている最中にどう感じるのかというのがテーマです。
これまでセラピーをお受けになられた方を観察してみますと、大きく3つのタイプに分けられるかなと思います。
全く何も感じない方、何かしら少しは感じている方、すごく何かを感じている方の3タイプです。
何かというのは、温感だったり、ビリビリする感じだったり、流れたり広がったりする感じだったりと表現は人それぞれなので、「何か」という言い方になってしまいます。
誤解のないように言っておきますが、感じる度合いに従って効果が高くなるという訳ではありません。
全く何も感じないという方でも、チャクラやエネルギー体の調整は適切に行われますからご安心ください。
私はどちらかと言うと、すごく感じるタイプだと思われます。
他のセラピストさんに調整してもらうと分かるのですが、普段自分がセラピーを行っている時と受け身の態勢で脱力している時とでは、イーマ・サウンドから受ける感触が全く違います。
押されてもいないのに強い圧力を感じたり、体のあちこちにエネルギーが流れたり、何かをいじられているという臨場感が半端ないです。
たとえ目隠しされた状態であっても、体のどこに音を当てられているかはだいたい感じ取れます。
これが普通の音だったら、こんなことは起きないはずです。
この音がイーマ・サウンドで、かつ体に共鳴しやすいようなとある工夫が施された特殊なスピーカーを使っているからこそ起こる現象です。
そうは言っても、何も感じない方も結構いらっしゃいますので、どうしてそのような体感の差が生じるのでしょうか?
恐らく、私がこれまでに呼吸法や気功の練習を通して獲得してきた感覚と無関係ではないように思います。
例えば、気功教室などでも、習い始めたばかりなのに気と呼ばれるものをすぐに感じてしまう人がいる一方で、何年も通っているのにあまりよく分からないという人がいたりします。
練習量に大きな差があるはずなのに、そんなに簡単に感じられてしまってはとても悔しい思いをすることでしょう。
でも、ちょっとした工夫によって、感じにくかった人でも感じやすくなるはずだと思いますので、少しヒントを書いておきます。
感じやすい人というのは、基本的に共感覚変換が上手な人です。
ある感覚を別の感覚に変換して感じる能力のことで、その最たる例が絶対音感だと言うと分かりやすいでしょう。
耳に入った音やメロディーを音階として文字や言葉にして表現できるのは、かなり特殊な技術だとしても、私たちには本来、目には見えないものであっても何となく感じ取れる能力が備わっています。
それが、目に見えるものだけが全てだという教育を小さい頃から受けることによって、当たり前に使える能力を封じ込まれているだけに過ぎないのだと考えてみてください。
目には見えない気という情報を体で感じ取ることも、イーマ・サウンドを体感することも、結局は共感覚を磨いていくことでより細密さを増すことが可能となるでしょう。
そのためには、まずは見えるものだけが全てであるという思い込みを取り払う必要があります。
見えないものでも触れられるのだという元々持っていた感覚を目覚めさせれば、きっと訳もなく情報に触れることができるでしょう。
「急にそんなこと言われてもできないわ」という場合は、私に会いに来てみてください。(笑)
(2022年6月18日)
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