第11話HEADLINE
「私が整体を捨てない理由 !?」
現在、気の泉整体では、イーマ・サウンドセラピーと整体の施術を併用する形でサービスの提供をしています。
逆に言えば、イーマ・サウンドセラピーのみ、整体のみの技術提供はしていないことになります。
この二つを分離することは、私の施術理念に反することになるからです。
イーマ・サウンドセラピーは、チャクラやエネルギー体といった目には見えない部分の調整を主に担っています。
そして、整体は肉体部分に直接アプローチすることで、回復力を高める方向づけを行うものです。
これらは二つ揃うことによって、相乗効果をもたらし、より本来のあるべき姿を引き出すことにつながります。
施術の流れをご説明する際に、「川の流れ」をその例えとして引き合いに出すことがよくあります。
チャクラやエネルギー体の部分が川の流れの上流にあたり、肉体部分が下流に相当しますという感じに。
つまり、「下流の掃除ばかりしていても、上流にゴミが溜まっていれば、いつまで経っても川全体の流れは綺麗になりませんよ」ということを表現したいわけです。
整体だけでも十分な効果はあるのですが、チャクラやエネルギー体の問題を解消しないままでいると、その部分が影響している肉体の問題がいつまで経っても解決しない可能性があります。
そのような理由で、イーマ・サウンドセラピーと整体を常にセットにしてご提供しているのです。
ただ、そのような考えに至った私でも、イーマ・サウンドセラピーを学び始めた頃は、「イーマ・サウンドであらゆる問題が解決するなら、整体を捨ててもいい」くらいの気持ちでいました。
イーマ・サウンドセラピーは医療行為ではなく、特定の病気を治すということは謳っていないものの、全体のエネルギー調整をすることで奇跡的な治癒を期待されるセラピーでもあります。
実際に、通常ではあり得ない治癒結果が報告された例も多数あり、私のイーマ・サウンドセラピーに対する期待値も相当高いものでした。
約一年間に渡って、イーマ・サウンドを使用し続けてきて、その効果や可能性に対してかなりの手応えを感じているのは確かです。
では、何故いまだに私は整体を捨ててはいないのでしょうか?
ずっと整体をやってきた立場からすると、一回の施術で何とか楽にして差し上げたい、少なくとも変化を見せて問題解決への希望を抱いてもらいたいという想いが常にあります。
そのために、可動域の検査や圧痛のチェックを施術前と施術後に必ず確認しているわけです。
ただ、そのような検査を行っていると、イーマ・サウンドセラピーだけでは肉体の問題に対して不十分であることが浮き彫りになってしまったのです。
もしかすると、イーマ・サウンドセラピーだけを繰り返していれば、時間の経過と共に肉体の問題も解消していくのかもしれません。
また、セラピーの精度が上がれば、もっと早くその効果を示すことができるようになるのかもしれません。
しかし、今の段階では、追加として整体を施した方が、圧倒的に肉体の問題を解消するスピードが速いだろうと思っています。
これが、今も私が整体を捨てていない理由です。
当面は、このとても相性の良い二つの技術を駆使して、多くの方の希望に添えるような施術をご提供できるように励んでいく心積もりでいます。
(2021年8月22日)
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